(羊蹄山ろく消防組合消防本部消防署蘭越支署・北海道)
羊蹄山ろく消防組合消防署蘭越支署は9月11日、蘭越町立昆布小学校で開催された「1日防災学校」に参加しました。
この催しは、北海道総務部と北海道教育庁主管によるもので、北海道や蘭越町が地域防災計画に定める防災教育の実施に基づいて開催されました。
蘭越支署からは小型動力ポンプ付水槽車を展示し、車両の説明及び乗車体験を実施しました。児童たちは運転席や助手席に乗車すると「すごい高い、すごい広い」などと大喜びで、さらに積載されている空気呼吸器などにも興味津々の様子でした。
さらに、蘭越支署とともに1日防災学校に参加した西胆振消防組合による地震体験車の展示では、徐々に強い揺れとなる体験車に児童らはとても真剣な表情で取り組み地震発生時には、机の下などに身を隠し、揺れが収まるまで待つ動作をしっかり学んでいました。蘭越町からも要介護者用車両の展示が行われ、一人ずつ車いすに乗り昇降動作を体験しました。
「1日防災学校」では、特殊車両の展示のほか児童による段ボールベッドの設営やシェイクアウト訓練なども行われ、いつ発生するか分からない災害についてたくさん学びました。