災害現場映像通報システムを運用開始

近代消防12月号 掲載記事の紹介
(岡崎幸田消防指令センター・愛知県)
 消防指令業務を岡崎幸田消防指令センターで共同運用している岡崎市消防本部と幸田町消防本部(ともに愛知県)は10月1日、災害現場映像通報システムの運用を開始した。
 この災害現場映像通報システムは、119番通報が入った際、指令センター職員が通報者の携帯電話の端末にURLを送信し、届いたURLを通報者がクリックすることで、指令センター職員と通報者との間で映像通話ができ、その映像をアップロードすることにより出動隊の端末でも確認ができるシステムです。
 このシステムの運用により、指令センターで早期に現場状況が把握でき、より適切な部隊運用が可能となります。また、傷病者を映像で確認しながら、適切な口頭指導を行うこともできます。この通報システムの運用は今回が全国で初めてのものです。