(大津市消防局・滋賀県)
大津市では、被災時における避難所の運営や高齢者の避難介助等、災害活動には女性ならではの活動が要求されることを想定しており、今後、ますます防火・防災活動に女性の参画を推進しなければならないとの方針を打ち出しています。
このことから、大津市消防局では8月3日、学区や地域における自主防災組織の活性化や組織づくりの推進を活かすことを目的に、女性の視点で地域で活躍する防災士、消防団員、防火クラブ員に集まっていただき、「自助!地域の防火・防災意識を高めるために」をテーマに意見交換を行いました。当日は、「災害が少ないため危機意識が低く、知識も乏しい」「自治会加入率が低く、組織の高齢化が進んでいる」といった課題に対し、「情報発信やネットワークづくりを通じて地域力を高めていくリーダーが必要。女性のコミュニケーション能力を発揮できるのでは」などの提案が出されました。