新 イラスト建築防火

たかぎ・ただゆき 著/こばやし・きょういち 監修
A4判/150頁 定価(本体2,800円+税) 送料209円








◆大規模な木造の建築物を可能とした平成26年の建築基準法
 の改正及び病院、社会福祉施設等へのスプリンクラー設備の
 設置義務強化に伴う火災発生時の延焼を抑制する機能を備え
 た構造などを網羅。建築物に対する建築基準法の「防火規定」
 や消防法の「消防設備」の役割をイラスト・図で立体的に示し、
 わかりやすく詳解した最新版!






=主な目次=

監修のことば


(1) 市街地の延焼を防ぐ

建築基準法第22条区域
準防火地域
防火地域
延焼のおそれのある部分
屋根の不燃化
軒裏の防火
外壁を延焼から守る
開口部(窓・出入口)には防火戸


(2) 建築物の不燃化を推進する

耐火建築物
耐火構造の主な仕様と耐火時間
準耐火建築物
準耐火構造
特定避難時間倒壊等防止建築物
1時間準耐火基準の準耐火構造


(3) 建築物の内装を不燃化する

廊下・居室
不燃性能
不燃材料
準不燃材料
難燃材料
各種の防火上の性能
カーテンの防炎


(4) 建築物を防火区画する

耐火建築物の防火区画
準耐火建築物の防火区画
防火区画(そで壁・ひさし)


(5) 防火区画を完全なものとするために

防火区画は、耐火構造の壁と床とで区画された空間を作る
防火区画に設けられる開口部には特定防火設備
エアコン等のダクト類(換気・暖房・冷房)
ダクトスペース又はパイプシャフトの防火区画
耐火構造の防火区画を貫通するパイプ類


(6) 大規模木造校舎等の防火区画

「壁」等で3,000m2以内ごとに区画


(7) 避難のため安全な階段を

直通階段とは
階段の幅・勾配
近くに階段があるか。階段までの歩行距離
直通階段は2以上ありますか
2方向避難は確保されているか


(8) 避難のため安全な階段の構造

避難階段(屋外)の構造
屋外・階段の一般構造
避難階段(屋内)の構造
特別避難階段の構造


(9) より安全な避難のために・消火活動のために

非常用の進入口
非常用の進入口の構造
非常用エレベータ
非常用の照明装置
排煙設備


(10) 消防用設備のいろいろ

消防法施行令による防火対象物の分類
消火器・簡易消火用具
屋内消火栓設備
屋外消火栓設備
動力消防ポンプ設備・消防用水
スプリンクラー設備
火災時の延焼を抑制する機能を備える構造
スプリンクラー設備を設置することを要しない階の部分等
スプリンクラー設備設置による防火区画の緩和
特殊消火設備(水噴霧・泡・不活性ガス・ハロゲン化物・粉末)
固定式(不活性ガス消火設備)
移動式(不活性ガス消火設備)
自動火災報知設備
感知器のいろいろ
ガス漏れ火災警報設備
漏電火災警報器
非常用警報器具・非常用警報設備
階によって、どのような避難器具が適切か
避難器具
避難器具
誘導灯・誘導標識
連結送水管
連結散水設備
非常用コンセント設備
無線通信補助設備


(11) 住宅用防災機器

どこに住警器を設けるのか

●チェックポイントはこれだ
・劇場・映画館等の査察 (1)項の防火対象物
・百貨店・スーパーの査察 (4)項の防火対象物
・旅館・ホテルの査察 (5)項イの防火対象物
・病院・診療所の査察 (6)項イの防火対象

●防火関係告示(建築基準法関係)
1 不燃材料・準不燃材料・難燃材料
2 耐火構造・準耐火構造・防火構造・準防火構造
3 特殊建築物の主要構造部の構造 4 屋根の構造
5 防火設備(特定防火設備・防火設備)
6 防火区画(防火戸の構造・貫通する配管類)
7 排煙設備他