病院前救護学の構築に向けた理論的基盤

窪田 和弘 著  A4判/80頁(巻末綴込みA3・2枚)
定価(本体1,200円+税)送料209円





病院前救護における活動特性、傷病者との関わり等を踏まえた理論作りの実際を追究し、自らの、自らによる、自らのための病院前救護学の構築を提唱した待望の書












=主な目次=

序にかえて

第1章 理論の基礎
1 理論を学ぶ
 ・理論とは/理論の確立/理論と実践
2 病院前救護と理論
 ・匠の技能(ワザ)でいいの?/技術の体系化/理論の構成要件/特殊性と理論/理論の適用
  /評価の意義
3 病院前救護の理論作りに向けて
 ・理論がなぜ必要なのか/理論がこれまで確立されなかった理由/病院前救護の理論構築

第2章 病院前救護の理論作りの実際
1 科学的に分析する
 ・第一段階/第二段階/第三段階/第四段階
2 検証する
3 実践との整合性を図る
4 振り返る
5 病院前救護全体の本質
 ・方法(具体的行動)のまとめ/対象のまとめ/全体のまとめ(定義付け)/本質を下る
  (検証)/本質を認識する/認識から理論へ

第3章 理論と実践の統合
1 理論適用による病院前救護展開の実際
 ・具体例を上って本質に照らし合わせる/本質を下って具体例に照らし合わせる


第4章 病院前救護の学問構築に向けて
1 学問の背景としての理論
2 理論から学問へのステップアップ
3 病院前救護学の関連科目
4 病院前救護学の構築
 ・病院前救護における物事や事象の特性/学問としての体系付け/プロフェッショナルとして
  の職業意識の醸成/自己探究について/病院前救護学の構成科目/実践科学としての病院前
  救護学/まとめ/結びに

あとがき

巻末綴込み