災害史探訪 内陸直下地震編

伊藤 和明 著  新書判/178頁 定価(本体900円+税)送料130円





内陸直下地震の事例を振り返ると、活断層の活動によって発生したものが多く、とりわけ、地表に地震断層が出現したケースでは、激甚な揺れが地表を襲い、大災害をもたらしてきたことがわかる。過去の災害から得られた教訓を、いかに未来の防災に活かすのか、首都直下地震の切迫性なども指摘されている今、昔とはまったく異なる社会環境下であっても、災害の歴史が示す事例は、将来への厳しい警告を内包しているということができよう。













=主な目次=

第1章 内陸直下の巨大地震(M8級)
 1 天正の大地震 3っの活断層が連動した/津波も発生した/帰雲城の埋没
 2 濃尾大地震 内陸直下の巨大地震/名古屋市・岐阜市の惨状/根尾谷断層の活動
第2章 京都を襲った直下地震
 秀吉の城が潰れた大地震/危険都市・京都
第3章 19世紀、東北地方を襲った直下地震
 1 象潟は地震で消えた 鳥海山の噴火と象潟
 2 奥羽地震と千屋断層 東北地方最大の直下地震
第4章 江戸を襲った直下地震
 江戸の直下で大地震発生/新吉原の惨状
第5章 昭和初期の内陸直下地震
 1 北丹後地震
 2 北伊豆地震と丹那断層 大恐慌のさなかの大地震/新丹那トンネル開通秘話
第6章 大規模な山地災害を招いた地震
 1 善光寺地震 松代藩の危機管理
 2 飛騨地震し立山鳶崩れ 砂防事業発祥の地
第7章 終戦前後の直下地震
 1 鳥取市を破滅させた大地震
 2 三河地震 東南海地震と報道管制/疎開学童の悲劇
 3 福井地震 福井市壊滅/震度7の設定/半世紀の静穏と都市の変貌  ほか