救世主トランプ

――“世界の終末”は起こるか?

吉川 圭一 著
四六判/192頁  定価(本体1,400円+税)送料130円








ケント・ギルバート氏推薦!

トランプ氏が米国大統領になってから、その政治が余りに既存の理性主義の観点からすると、理解できない部分が多い。しかし、それは既存の近代理性主義が、グローバル経済や人工知能の発達等で自己疎外を起こし、機能不全に陥っていたためではないか? トランプ氏こそ、それを打破する“救世主”なのではないか? そのような観点から、トランプ大統領の目指す新しい政治を、米国の主流・非主流の各メディア、シンクタンク報告書そして世論調査結果等を含む豊富な資料に基づいて、今までにない角度から精密に論じ、そして日本にも大きな影響のある、米国と中東や中国との今後の関係に関しても展望した、既存の米国政治専門家とは全く異なる意欲作。


著者紹介





=主な目次=

はじめに

第1章 トランプ政権成立の文化的背景
 1 トランプ氏の勝利は、人間の勝利だ!
 2 自民族優先主義は悪か?
   ――トランプ政権の人事等を巡って…
 3 ジャクソン、ケネディそしてトランプ
 4 シリア攻撃の大義
   ――ウエストファリア体制の崩壊
 5 トランプ大統領の「文化防衛論」

第2章 トランプ政権成立の社会的背景
 1 中東6か国に対する渡航禁止令と真のテロ対策政策
 2 移民制限は世界を救う
 3 シャーロッツビル事件の深淵
   ――“多様性”こそはテロの元凶
 4 トランプは二大政党を破壊するか?

第3章 トランプ政権を巡る人々⑴ バノンとマーサー
 1 コンピュータ文明の矛盾を止揚できるか?
 2 米中激突の予感
 3 不死鳥ケンブリッジ・アナリティカ
 4 欧州で活躍するバノン
 5 バノン派の逆襲
   ――“アントニウスの演説”、「教皇庁の抜け穴」
     そして「ローマ帝国衰亡史」
 6 中間選挙後のバノン氏を巡る状況
   ――理性と「反理性」の弁証法

第4章 トランプ政権を巡る人々⑵ 共和党関係者
 1 2017年7月ワシントンの内戦
   ――トランプ大統領VS共和党主流派
 2 コーン失脚とクドロー登場、サンダースの
   トランプ支持とミレニアム世代のニーズ
 3 ティラーソン解任とポンペオ登場の意味
   ――北朝鮮よりイラン優先路線
 4 ボルトン国家安全保障担当大統領補佐官とは誰か?
 5 新司法長官とロシア疑惑

第5章 トランプ政権の外交⑴ 全世界的展開
 1 トランプ・ドクトリン
   ――トランプ大統領初外遊の成功
 2 テロ集団撲滅のため、
   アフガンに民間軍事会社を派遣せよ!
 3 トランプ大統領の「反理性」主義的(地政学的)外交
 4 トランプ大統領国連演説の意義
   ――対イラン戦争は、起こるか?
 5 トランプ大統領の薬物対策演説
   ――共和党が医療保険充実化積極、
     民主党が地球温暖化阻止消極の政党になる日

第6章 トランプ政権の外交⑵ 中東と東アジア
 1 ニューヨーク・タイムズがトランプ翼賛新聞になる日
   ――イラン核合意離脱を巡って…
 2 トランプ大統領の手は血で汚れているか?
   ――エルサレム大使館移設問題を巡って…
 3 米朝会談と日本核武装
 4 米中戦争は、いつ起こるか?
 5 ペンス副大統領の対中「第二冷戦」宣言と、その意味
 6 米中烈々
   ――G20、ファーウェイ、アフリカ回廊

第7章 2018年中間選挙前後の動向
 1 このままではトランプは中間選挙に敗北する!
 2 オクトーバー・サプライズは起こるか?
 3 イラン、サウジアラビア制裁の陰に潜む諸問題
 4 2018年中間選挙は、トランプ大統領の勝利かもしれない

第8章 2020年大統領選挙に向かって…
 1 民主、共和両党の分割統治
 2 中間選挙後の大幅人事異動と米国の覇権の再編
 3 2020年、“世界の終末”は起こるか?
   ――⑴ 中東戦争は起こるか?
 4 2020年、“世界の終末”は起こるか?
   ――⑵ 南シナ海戦争は起こるか?

まとめにかえて
――ケント・ギルバート氏講演抄録

おわりに