これでいいのか 日本の災害危機管理

危機管理の基本に学ぶ

高見 尚武 著
四六判・上製本/340頁 定価(本体2,900円+税)送料324円








「危機管理」の法令や定義がない。
だが、国民の安全を確保するうえで重大な問題だ。自然がもたらす災害リスクは地域によって大きく異なる。災害を未然に防ぐことはできないが、災害を予知し、身の安全を図り被害の軽減は可能だ。市町村は、地域の特性に着目した災害危機管理の構築が重要だと力説!












=主な目次=

序  論


第1章 東日本大震災から何を学ぶべきか

1 日本はなぜ災害危機に弱いのか
2 東日本大震災の教訓
・教訓をどう捉えるか
・災害危機管理の原則からみた一〇の教訓

第2章 危機管理の基本

1 危機管理とはなにか
2 危機管理の組織と体制
3 危機管理の基本は事前対策にある
4 リスク把握とリスク処理(リスクコントロール)
5 過去の災害の教訓に学べ

第3章 危機とリーダーシップ

1 危機に弱い日本人
2 そのとき首長はどう行動し、何を指示したか
3 現場指揮と組織

第4章 行政の危機管理と国民の安全

1 国の危機への備えはこれでいいのか
2 なぜ都道府県の消防組織が必要か
3 災害活動の効率化
4 国はどこまで国民の安全が守れるのか
5 国民保護法をめぐる諸問題
6 武力攻撃・テロへの備え
7 テロ災害と危機管理

第5章 自主防災と地域社会の安全

1 自らの安全は自ら守る
2 事例が語る自主防災
事例1 わが家の自主防災・地域社会の安全
事例2 被災者が語る「心の防波堤」
3 避難と計画
4 消防団員の減少と地域社会の安全
5 地域社会の防災力を高めるには

第6章 災害リスク教育のすすめ

1 災害とリスク感性
2 災害リスク教育のすすめ
3 幼児・子供の安全教育

第7章 原発事故と危機管理

1 福島第一原発事故は起こるべくして起こった
2 柏崎刈羽原発事故の教訓
3 原発事故と戦術・戦略
4 原発は是か非か

第8章 風評被害・クライシス・コミュニケーション

1 大災害と「風評被害」
2 「クライシス・コミュニケーション」とは何か

あとがき