東日本大震災から学ぶ
「津波にも負けず」
■森田  武 著  A5判/273頁  定価(本体1,905円+税)送料209円
  震災が奪ったもの…
 命… 仕事… 団欒… 街並み… 思い出…
  震災が残してくれたもの
 やさしさ… 思いやり… 絆… 仲間…
 地震国日本、災害国日本といわれるほどの国に暮らしている、 だから、この大震災を他人事視しないで、じっと見つめ直してほしいのである。
 これ以上悲しい悲しい物語を作らないためにも‥‥。
 自らの防災対策をもう一度見直し、「防災」が「亡災」になって悲しい物語を繰り返さないために、時々、この地震災害をはじめか過去の災害をふり返り、災害の教訓を活かすために、防災対策を考え直してみようではありませんか。
(あとがきより抜粋)

主な目次
まえがき
自然界には負の現象も
第1 東北地方太平沖地震の概要
1 3月11日
2 金曜日午後2時46分
3 震 央  ほか
第2 被害の状況
1 被害概要
2 災害による被害は膨大
第3 震災初期にどのようなことが起きていたか
1 救助等事案
2 火災の発生状況
3 津波被害事案
4 その他の災害
第4 避難者と避難所の状況
1 避難者数
2 避難者の状況
3 救援物資の調達・配送状況
4 海外支援の受け入れ状況
第5 被災地の状況
1 地震と津波被害状況
2 津波被災状況
3 その他施設の被災状況
4 被災者の状況
第6 東日本大震災の特徴
1 我が国史上最大規模の地震がまねいた災害である
2 四重の複合災害である
3 震源域と被災地域が広範囲
4 津波が被害を大きくした
第7 東日本大震災から学ぶ
1 津波防災ソフト対策
2 津波ハード対策
3 避難所のあり方
4 都市防災計画の見直しを
5 ボランティア活動
6 事業所・学校等の防災対策の見直し
7 原発事故対策の大幅な見直しと環境にやさしいエネルギー
8 防災領域への科学の総動員
9 防災に関する社会環境の改善
付録@ 「稲むらの火」 〜その実像について〜
付録A 防災度